江戸更紗

江戸更紗とはイメージ

江戸更紗とは東京都で生産されている型染めの織物のことです。通常でも何十枚、多いときには何百枚もの型を使って染め上げられた文様は、どこかエキゾチックな印象の美しさを持っています。江戸更紗は落ち着いた色合いのものが多く、日本らしい侘び寂びを感じさせます。可愛らしいものや上品で落ち着いたものなど、さまざまな文様のものを取り揃えています。ぜひ、お手持ちの着物や好みのコーディネートに合わせて選んでみてください。

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江戸更紗の染め技法

江戸更紗は関東、特に東京都で生産されている型染めです。染めに使われる型は通常で20~30枚、細かなものになると300枚もの型を使って染め上げられています。特徴の一つに「追いかけ染め」というものがあります。四角形の線を染めるにも型が必要になりますが、線のすべてを繋げて型を作ると四角形の穴が開いてしまうために所々繋げずに型を彫る必要があります。そうすると線が繋がらない場所が出てしまい、その繋がっていない部分を染めるための型が必要になるのです。こうやって型を何枚も使って一つ一つの模様が染め上げられています。

侘び寂びを感じる江戸更紗

江戸更紗イメージ

更紗は全国的に生産されていますが、江戸更紗の特徴は侘び寂びを感じさせる色合いにあります。江戸の人々が好んだ侘び寂びを色濃く残し、渋く落ち着いた色合いのものが多くあります。しかし、江戸の人々に好まれていたという理由だけではありません。神田川のような東京にある川の多くは硬水で、鉄分を多く含んでいるために化学反応によって落ち着いた色合いになるのです。反対に京更紗のように軟水を使用した場合には華やかな色合いになります。職人の確かな技法で染められた文様は主張しすぎない美しさがあり、独特の雰囲気をかもし出しています。

江戸更紗の歴史

江戸更紗イメージ

更紗の起源はインドで、3000年以上も前に始まったと言われています。インドから中東や東南アジア、中国に伝わり、ヨーロッパへと渡っていきました。日本には室町幕府のころに海のシルクロードを通って伝わり、日本全国に広がっていったと言われています。江戸更紗が作られるようになったのは江戸時代の終わりごろになってからです。腕の良い更紗職人が江戸に現れるようになって広く知れ渡るようになりました。日本らしい色合いでありながらもどこかエキゾチックな印象を持つ江戸更紗は、このような歴史の元で作られたきたのです。

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