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2021年8月掲載夏だけじゃない!
爽竹×セオαの襦袢がおすすめ


夏まっさかりですね。夏は暑くて着物は着られないわとおっしゃる方も多いのですが、夏の着物姿は、本当に素敵で周りの方も涼しい気持ちにさせてくれるくらい、パワーがありますね。

確かに着る時は本当に暑いのですが、着てしまえば意外と大丈夫なのが夏着物。着替える時にエアコンをしっかり効かせて着ればよいのです。今年の夏はまだあまり着物を着ていないわ、という方がいらしたら、まだまだ残暑も続きますから、夏の着物を楽しんでくださいね。

さて夏着物の下に着る襦袢といえば、絽のものか麻ですが、最近は新素材も種類が増えてきました。今回は、わたしの実体験に基づいて、おすすめの長襦袢のお話をいたしますね。

去年までは麻が一番涼しいと思っていましたが、爽竹×セオαの長襦袢を作って着てみたところ、それよりもさらさらとしていて涼しいのでびっくりしています。技術の進歩は素晴らしいですね。もう真冬以外は、ずっと愛用しています。

爽竹の素材のものよりも涼しく、また色がビビットなものもあって楽しいのです。今までは白や薄いピンクや水色しかなかったのですが、爽竹×セオαは濃い色も出ています。いち利でも去年から濃い色をオリジナルで作っているんですよ。

私は昨年は黄色で、今年は紫で長襦袢を作りました。半衿もレースをつけたので一年中着られます。あ、でも真冬はちょっと寒かったの(笑)。でも真冬以外は1年を通じて快適でしたので、おすすめです。

あとは、寸法も自分に合わせて作っているので、本当に着やすいというのもありますね。爽竹の襦袢は10枚以上持っていますが、やはり新素材のほうがさらりとしていて涼しく着心地がいいのと、昔作ったのは身幅などが合わなくなってきたのもあって、もう新しいものしか着ていません(笑)。

サイズがあわないと、衿が崩れてしまうんですよね。着物の下に着るものだから多少サイズがあってなくても、と思いがちですが、実は長襦袢のサイズもとっても重要なんです。

そして、洗濯機で洗えてアイロンもいらずキレイに乾くところも大きなポイントですね。今は清潔志向ですから、このお手入れが気軽にできるということは大切ですね。

またこれから夏の終わりになってくると、白い襦袢をあわせてあまり透け感があるのも寒々しい感じがしてまいります。でも、暑いものは暑いですよね。そこでおすすめしたいのが、夏着物に夏用の濃い色の長襦袢を合わせるテクニックです。

透ける着物の下に白い襦袢を着ると、着物の透け感が際立って涼しく見えますが、襦袢を濃いめの色のついたものに変えると、透け感がなくなり、単衣の着物をきているような落ち着きが出ます。

私の紋紗の着物に白と紫の襦袢をあわせてみたのでご覧ください。この薔薇の紋紗、素敵でしょう(笑)。一目惚れして今年、誂えてしまいました。白い襦袢をあわせると、恥ずかしいくらい透けて模様も浮き立ちますが、紫を合わせると透け感がなくなり、まるで単衣のようです。こうすると、透ける着物もちょっと時期を長く着ることができますね。

長襦袢は快適な素材で自分にあったサイズのものがあると本当に着物を着るのが楽しくなりますよ。普段におめしになる長襦袢に納得のいくものがなかったら、新素材のものもご検討されてはいかがでしょうか。ご自分の好きな色であれば、さらに気持ちがあがりますよ。最近、そればかりを着ている私からのご提案でした。

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