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2026年2月掲載着物を着たら、
衿元と袖口に気をつけて!


他の方のきもの姿を拝見するとき、皆様はどこを最初にご覧になりますか? いろいろありますけれど、まずはお顔の周り、衿元が最初に目がいくところではないでしょうか。

帯から上、お顔のまわり。ここがすっときれいだと、それだけで「あ、この方、素敵に着ていらっしゃるな」と思いますよね。逆に、少しシワがあるだけで、第一印象はずいぶん変わってしまう。

帯から上はシワを作らないよう気をつけるだけで、着物姿がぐんと美しく見えます。特に半衿が綺麗だと素敵ですよね。

とはいえ、朝は忙しいし、時間がない日もあります。いざ長襦袢を着てみたらどうも半衿のシワが気になって……。今更縫い直す時間もないし……。

そんなときは、薄い衿芯をもう一枚、半衿の表側に入れてみてください。さっと入れるだけで、シワが伸びて、見た目がぐんと整います。半衿が波うたないようにつけるのが一番ですけれど、こういう小さな工夫も、知っていると助けになります。

衿元は、衣紋の抜け具合も含めて一番個性が出るところかもしれません。しわしわだったり、ぐだぐだだったりしないよう、清潔感も大切にお召しいただきたいですね。
それから、もうひとつ。意外と見られているのが帯の中です。お太鼓の中がぐちゃっとしていないか、横から見てまっすぐかどうか。ご自分では見えないところですが、人は案外、よく見ています。

帯の中がきれいだと、あ、お上手だなと思いますね。ほんの少し気にするだけで、きもの姿がぐっと締まります。
最後は袖口。裄があってなかったり、襦袢が飛び出ていたりすると気になりますよね。あとは冬になると、袖口や胸元からインナーが見えてしまうこともあります。

寒いときは、暖かい下着を着たい気持ちはわかりますが、五分や七分袖にしたり、長ければ室内などではちゃんと肘のあたりまでめくるように気をつけるとよいですね。寒いのは腕ですから、長い手袋を使うのもおすすめです。

袖口から下着が見えたり、胸元から肌着がのぞいたりすると、ちょっと残念に感じてしまいます。せっかく着物でおしゃれしているのに、見せたくないものが見えてしまうと、もったいないですよね。
寒さ対策は、重ねすぎないことも大切です。手袋やストールなど、脱ぎ着できるもので調整するほうが楽ですし、電車の中で暑くなりすぎることも防げます。今は便利なものがたくさんありますから、上手に使ってみてください。
なんだか今回着物警察みたいになってしまったかしら? でもまずは襟元と袖口だったら自分で見えるところだから、気をつけやすいですよね。それだけで、きもの姿はぐんと素敵になりますから、おでかけ前にちょっとチェックしてみてくださいね。