- プロフィール
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株式会社NATURE
代表取締役CEO キムラサオリ 一般顧客様30000人のスタイリング実績とお客様の声からサービス構築し事業をスタート。
長年自分の外見コンプレックスと自信が持てず好きになれなかったがファッションをきっかけに『ワタシらしく』いることの大切さを発見。ファッションで人生が変わり、ファッションの本来の効果とファッションが与える影響を多くの方に届ける活動をしている。夢はサスティナブルファッションの普及。
TBSあさチャン放送、ユニクロとコラボイベント開催、講演会、研修講師など幅広く活躍。
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目次
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着物初心者さんが失敗しない柄選び
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日常生活で何気なく目にすることの多い衣服の「柄」。
和装から洋装に移り、着るものは洋服がメインとなった現代では「柄」と言うと、ストライプやチェックなどの洋服の柄をイメージする方も多いと思います。
一方、着物の柄においてはどのようなイメージを持たれていますか?
扇や鶴など古典的なものでしょうか。実はそれだけではないんです!
現代の着物は洋服柄が多く取り入れられ、日常使いしやすくなっています。
今回は「柄」にフォーカスして初心者さんが失敗しない着物柄についてお届けしていきます!
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着物初心者さんの柄選びでよくある悩み
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着物を着る機会の少ない初心者さんの柄選びでよくある悩みとして
- ・全身に柄が入る着物は派手に感じてしまい選べない
- ・普段柄物を着ないから、どうしていいかわからない
- ・好みの色はあっても、好みの柄が無くて困る
- ・帯と着物は柄と柄を合わせるが、どう選ぶのが正解か悩む
- ・柄物がそもそも苦手
などです。洋服とは違い、着物ならではの悩みもありますね。
今回はこの悩みの中から『柄と柄』『全身柄』『好みの柄』にお応えして参ります。
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着物の柄と洋服の柄
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お悩みの中にもありましたが、着物の柄と帯の柄で全身柄になることで派手に感じられる方も多くいます。
洋服は着物と違い柄が全身に入るのはワンピースやセットアップなど、生地が統一されている時などです。トップスにドット、ボトムスにストライプなど柄同士を組み合わせて着ている方は比較的少なく、コーディネートの手軽さから無地を好む方が多いです。
ですが、着物の柄は決して派手ではありません。日本の季節を感じるあじさいや藤、桜などの植物の柄、蝶や鳥などの動物柄、月や雨、雪などの自然な柄、身の回りにある扇や毬、楽器などの柄と柄の種類をあげるときりがないほど多く、日本らしい粋な柄が数多くあります。誰が着ても同じシルエットになる着物ならではの楽しみ方が“柄”の選び方なんです。
洋風とは違った楽しみ方が出来る着物こそ、日本のおもてなしが詰まっていると感じて、どんな柄を選ぼうかと想像するだけでワクワクしてきますよね。
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着物を思い切り楽しむオススメコーディネート
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着物を思い切り楽しむなら『柄×柄』コーディネートはいかがでしょう。
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ポイント:着物と帯のカラートーンを合わせて統一感を出すことで派手な印象になりません!
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ポイント:ハッキリした柄同士は、反対色にすることでメリハリが生まれコーディネートが引き締まります。
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洋服感覚で楽しむオススメコーディネート
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洋服は1か所にポイントを持って来たり、3色だけ使ったり、甘めテイストに辛口テイストを合わせるなど基本的なルールがあります。
そのルールを着物にも応用することで、コーディネートも決まりやすくなります!
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ポイント:大×小のルールを使う。無地に近い大きめの着物柄に対して細かい柄の帯を選ぶことでコーディネートのバランスが良くなります。
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ポイント:アシンメトリー×アシンメトリーのルールを使う。アシンメトリーなデザインに反発させないように、アシンメトリーの帯を使うことでバランスが良くなります!
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和洋折衷なスタイルで楽しむオススメコーディネート
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古風な柄のようだけど、どこか洋服っぽいミスマッチがおしゃれに見えるのは今風の着こなしです!
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ポイント:着物と帯のグレーのワントーングラデーションに赤の差し色がおしゃれです!バック、草履も赤にすると都会的な雰囲気になります!
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ポイント:インパクトのある着物と帯の合わせがお互いを引き立て合うコーディネート。
- さいごに
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着物初心者の方が着物の組み合わせで悩みやすい“柄”についてお届けいたしましたが、いかがでしたでしょうか。
洋服の感覚で選ぶことももちろん楽しいですが、着物だからこそ楽しめる『柄×柄』のコーディネートはいつもと違った自分を演出してくれ、あなたの違った一面も引き出してくれるはずです。
着物の格を間違えてはいけない場合があります。着用するシーンによっては選ばない方がいい柄も存在するので、詳しくは「女将コラム」を参考に学ばれてみてくださいね!初心者の方が、日常の装いの1つに着物があり、日々のファッションがより楽しめる日が来ることを願ってこれからも初心者の方に向けてお届けして参ります。
次回をお楽しみに、またお会いしましょう。
テキスト :(株)NATURE代表取締役 キムラサオリ
商品・イラスト : いち利モール