続いて、着物用ハンガーを使用するにあたってのかけ方のコツをご紹介します。着物がずり落ちたりシワになったりしないよう、着物をかける際は以下を注意してみてください。
左右のバランスに気をつけてかける
左右のバランスが取れていないと、着物がずり落ちシワの原因になってしまいます。左右どちらかに重さが偏らないよう、ハンガーが傾かず均等に着物が掛かっているかを確認しましょう。
裾を引きずらない高さから吊るす
着物の裾を引きずらないように、着物用ハンガーは高い位置にかけましょう。ペットを飼っている方は特に注意です。裾を擦らずにクローゼットへ収納ができる「ブランコハンガー」など便利アイテムの活用もおすすめです。
着物をハンガーにかけ、ほこりを払う
着物をハンガーにかけたら、屋外で付着したほこりを着物用のブラシで落としましょう。着物を強くこすってしまうと傷みの原因になりますので、着物ブラシでやさしく叩くようにほこりを落としてください。
着物をハンガーにかけ、シミや汚れをチェック
着物をハンガーにかけることで、汚れが見つけやすくなります。特に気をつけたい衿、袖口、裾などを中心にチェックをし、もしシミや汚れを見つけたら、すみやかにクリーニングに出しましょう。無理に自分で処置をすると、余計に汚れが広がってしまう可能性があります。